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D.Zeritis*
JAERI-M 90-014, 56 Pages, 1990/02
ジェリー・ロール型多芯NbAl導体の臨界電流値への縦圧縮効果を、8Tから15Tの磁界において研究を行った。また、比較のためブロンズ法により製作された多芯NbSn導体についても測定を行った。本研究におけるサンプルは、NbAl2種類、NbSn2種類、合計4種類である。結果は、予想されたように、NbAlの方が、100MPa以上の縦圧力に対して臨界電流値の劣化が少ないという優れた特性を有することが示された。しかしながら、現在のところ、高磁界における臨界電流密度はNbSnの方がNbAlより大きい。そこで、今後の開発においてNbAlの臨界電流密度の改良が要求される。以上の結果より、将来、NbAlは核融合のような大型でかつ高磁界への応用に対して有効な超電導材料となることが期待できる。